Komemame Diary 2

2014.03.29 Sat
磐梯山へ。
c0313231_16111868.jpg

秋に訪れた磐梯山。裏磐梯ルートからの眺望に魅了されぜひ雪の季節にもと思っており、
実はこの冬何度か赴いていました。
しかし那須付近までは晴れているのに磐梯山に近づくにつれて、
ガスに覆われてしまうということが続きました。
片道300km。時間とお金をかけてはるばるとやってきたにも関わらず、
直前で眺望のない磐梯山に登る意味を見出せない自分がいて…。
結局、那須や猪苗代のスキー場でお茶を濁していました。

そして、時は経て3月も終わりになってしまいましたが最後のチャンスがやってきました。
ここでダメだったらもう今シーズンは縁がなかったと言わざるを得ません。



 
 
裏磐梯スキー場よりスタート。磐梯山山頂も見えています
c0313231_16141571.jpg


ゲレンデに出るとすぐに背後に西吾妻山が見えます
c0313231_16143016.jpg


空には綿のような雲
c0313231_16144378.jpg


誰もいないゲレンデを登ります
c0313231_16145772.jpg


ゲレンデトップまで登りました
c0313231_16151659.jpg


銅沼の上を歩きます
c0313231_16153331.jpg


銅沼の雪融けは進んでおり、歩くと足元に水がにじむところも
c0313231_16154737.jpg


雪原広々~
c0313231_1616283.jpg


前方には櫛ヶ峰
c0313231_16161771.jpg


噴煙が上がっています
c0313231_16163463.jpg


ホントに雄大な景色
c0313231_16165322.jpg


雪原を進んでいると正面に黄色いものが見えてきました
c0313231_16171956.jpg


これがイエローフォールかな
c0313231_16173458.jpg


この時季はもうチョロチョロと水が滲み出したただの黄色い壁でした
c0313231_16175152.jpg


少し北側に回り込んで夏道から尾根に取り付きますが、
初っ端から踏み抜き多発でワカンを装着しました
c0313231_16181067.jpg


塩のような雪
c0313231_16182564.jpg


急登が始まりました
c0313231_16184339.jpg


この急登はトレースレス
c0313231_1619299.jpg


荒々しい北面
c0313231_16191872.jpg


檜原湖が見えてきました
c0313231_16193915.jpg


天狗岩
c0313231_16195863.jpg


奥に飯豊連峰と眼下には雪を被った銅沼
c0313231_16202593.jpg


腐った雪に苦しめられます
c0313231_16212871.jpg


ズボリ…ズボリ…
c0313231_16215147.jpg


腿ラッセル
c0313231_16221522.jpg


独特の存在感を放つ櫛ヶ峰
c0313231_16225128.jpg


急登を終え稜線に乗っかるとズドーンと磐梯山
c0313231_13533337.jpg


正面には天狗岩。稜線に出ると強風に苛まれます
c0313231_13535616.jpg


稜線に乗ってから三合目天狗岩まではほとんど雪がありませんでした
c0313231_13541423.jpg


この白い磐梯山が見たかった!
c0313231_13543167.jpg


天狗岩と豪快な山肌
c0313231_13544892.jpg


稜線を進んで行きます。雪が無いところは歩きやすそうに見えますが
火山灰のためか表面は乾いていても歩くと一歩一歩ぬるりと沈み込みます
c0313231_13552590.jpg


こうなると腐っていても雪の上の方が歩きやすい
c0313231_13554295.jpg


でもここの稜線歩きは本当にすばらしい
c0313231_13561014.jpg

c0313231_13562337.jpg


櫛ヶ峰を振り返って
c0313231_13564412.jpg


四合目(弘法清水小屋・岡部小屋)の手前の雪壁を登ります
c0313231_1357668.jpg


雪壁を越えると山頂が間近に
c0313231_13573024.jpg


四合目(弘法清水小屋・岡部小屋)を過ぎるとファイナルアプローチとなります
c0313231_13575530.jpg


最初はクラストした斜面を進みます
c0313231_1358111.jpg


夏は樹林に覆われた登山道となるのでこんな道を歩けるのは雪のある時季の特権ですね
c0313231_13584286.jpg


眼下は雄大な景色
c0313231_13591096.jpg


登るkomemameの背後には櫛ヶ峰
c0313231_13592697.jpg


頂上直下は樹林の上を歩くため踏み抜き多発。最後の試練です
c0313231_13594330.jpg


踏み抜きにやられて。でも空は青いな~(photo by komemame)
c0313231_140437.jpg


強風のためテラテラに
c0313231_1402999.jpg


頂上直下はコブ斜面となっています
c0313231_1404936.jpg


山頂まであと少し(photo by komemame)
c0313231_141482.jpg


山頂のちょっと下にある標識に到着
c0313231_1413240.jpg


komemame手はいつものポーズだけど足が何だかヘン
c0313231_142047.jpg


yogaインストラクターの資格を持つkomemame。
でもこんなところでこんなポーズをとらなくても…(汗) ぜんぶ春のせいだ
c0313231_1422796.jpg


ホントの山頂はこちら。祠の後が一番雪が盛り上がったところでした(photo by komemame)
c0313231_1424445.jpg


山頂より猪苗代湖
c0313231_1432436.jpg

c0313231_1434141.jpg


山頂より安達太良山
c0313231_144541.jpg


山頂より吾妻連峰
c0313231_144264.jpg


山頂より飯豊方面。春霞で飯豊連峰は写真には写りません
c0313231_1444935.jpg


山頂より櫛ヶ峰
c0313231_145833.jpg


山頂より檜原湖
c0313231_1452850.jpg


春の空ですね
c0313231_1455376.jpg


さて、下山です
c0313231_1461738.jpg


雄大な景色を眺めながら
c0313231_1463464.jpg


それにしてもこの辺り踏み抜きがひどかったです。
分かりにくいですが片足は完全に埋まってます。
もう笑うしかありません(photo by komemame)
c0313231_1465866.jpg


踏み抜きがひどいのでシリセードに切り替えますが…
c0313231_1472235.jpg


いつの間にか滑落停止訓練に
c0313231_1474088.jpg


四合目弘法清水小屋でお昼ゴハンです
c0313231_1475911.jpg


座って休んでも寒くないのが春の到来を感じさせますね~
c0313231_1481694.jpg


櫛ヶ峰を正面に従えて
c0313231_1483580.jpg


振り返ると磐梯山
c0313231_1485652.jpg


櫛ヶ峰。登攀意欲をそそります
c0313231_149191.jpg


この辺り、地面はグチャグチャ
c0313231_1493721.jpg


櫛ヶ峰のあまりに魅力的な稜線の誘惑に負けて…
c0313231_1410230.jpg


komemameに待っててもらい登ってきました(photo by komemame)
c0313231_14102373.jpg


櫛ヶ峰頂上直下は真っ赤です
c0313231_1410469.jpg


おーすばらしい。櫛ヶ峰中腹より磐梯山。南側斜面には雪崩の跡が見えます
c0313231_1411716.jpg


猪苗代湖も見えます
c0313231_14112439.jpg


こちらが先ほど歩いてきた稜線
c0313231_1411407.jpg


眼下は断崖絶壁
c0313231_1412144.jpg


櫛ヶ峰山頂に到着。荒々しい山容に反して山頂は草も生えていてほのぼのしてました
c0313231_14122180.jpg


櫛ヶ峰山頂より磐梯山
c0313231_16111868.jpg


櫛ヶ峰山頂より西吾妻山
c0313231_14131395.jpg


櫛ヶ峰山頂より安達太良山
c0313231_14181621.jpg


櫛ヶ峰山頂より檜原湖
c0313231_14145293.jpg


下山です。豆粒大で下りてくる姿が写ってます(photo by komemame)
c0313231_14152016.jpg


雪原まで下りてくると再びワカンを着けます
c0313231_14155012.jpg


広い雪原の中をテキトーにトレースを付けて戻りました
c0313231_1416105.jpg


ここまで下りてくると暑い!(photo by komemame)
c0313231_14163542.jpg


ゲレンデまで戻ってきました
c0313231_14165321.jpg


登山者はゲレンデ脇の樹林の中を歩きます。おつかれさまでした!
c0313231_1417841.jpg



【danyama】
磐越自動車のトンネルを抜けると、
『不意に目の前に現れる猪苗代湖の明るい風景におどろくと同時に、
旅客はその傍らに立つ磐梯山の雄姿に、思わず声を上げずにおられないだろう。』
と深田久弥が述べた通りの景色が目の前で展開し、否が応でもテンションがアガリます。

それにしても春優しく、終始笑顔がこぼれる登山でした。
特筆すべきは四合目弘法清水小屋から山頂までの最後の稜線歩き。
夏は樹林に覆われた登山道ですが、
今は樹林の上を歩けるのがこの季節ならではの特権ですね。
踏み抜きに苦しめられましたが…。

帰りは正面に櫛ヶ峰を見ながらの下山となりますが、
ずっと見ながら歩いているうちに櫛ヶ峰のあの稜線美の誘惑に負けてしまいました。
komemameには待っててもらい登ってきました。
櫛ヶ峰から見る磐梯山がまた素晴らしかったです。
往復で30~40分程度だったので、ぜひおススメします。

最後に。もう少し雪があったらなお良かったのに…、なんて贅沢はもちろん言いません。
今シーズン中に雪の磐梯山に登れただけでただただ感謝です。

【komemame】
なんども怖い顔してそっぽを向かれていた雪の磐梯山。
この日、やっとおだやかなやさしい顔で迎えてくれた。
秋に来たときは稜線から見える雄大な山頂と山肌、
裾野に広がる景色に圧倒され、さすが百名山だなぁと感動した。
雪があるときに来たいなと思い焦がれたものの、
なかなかお天気に恵まれないでいた。
もう縁がないんじゃないかと思ってしまうところだった…。

スタートは裏磐梯スキー場から。
風もなく青空がのぞきはじめたら、もう本当にうれしくてうれしくて。
3週間ぶりの山歩きでカラダは重いけど、心はふわっふわ。
スキー場を抜けて、雪に覆われた銅沼はどこまでも真っ白で、
秋の景色も良かったけど、見ているだけでまっさらな気持ちになれるよう。

私がしばらく山歩きをサボっているあいだにも、
季節は移ろい、山にも春がやってきていた。
日差しはあたたかで、何より雪が重い。
見た目はざらっとした塩みたいで、水っぽく、
わかんで踏むとずぼずぼっと沈み込んでしまう。
このザクっという音、感触。イヤだけど楽しい。。

稜線に出ると、思いがけずすごい風。
小さな沼(?)は風で波打っているほど。
でもちっとも寒くない。
とはいえ風が強いのでウェアを着込み、わかんをはずして
すぐそこに見える山頂へ!

自分たちが登って来た道が見下ろせるけど、人影はない。
貸し切り状態(?)で、塩みたいなざくざくした道を、
ときどき太もものあたりまではまり込みながら進んでいく。

山頂下の小屋を過ぎると、風も少しやんでじんわり汗が。
日焼け対策でしているバラクラバのうっとうしさをなんとかガマンしながら山頂へ到着。
やはり今日は一番のり。後から登って来ている人が、山頂から見えた。
秋に来たときは雄大に広がる自然にほれぼれしたけど、
今回は白くてテラテラと反射する雪景色に、
茶色くむき出しになった山肌という組み合わせはこの時期ならではで、
来ることができて良かったなー、うれしいなーとしみじみとしてしまう。

ほんの少し遠ざかっているうちに、山の季節はあっという間に変わり、
置いてけぼりにされた気がして、寂しさを感じていたけど、
春の山も十分楽しい。大好き。
もうしばらく春の山を楽しみたいけど、冬山よりさらに短いからなぁ…。
山はいつもそこにある、逃げないなんて言うけど、
やっぱり今日行くか、明日行くかでも変わってしまうもの。
この日、この時間に磐梯山に登れて良かったと心から思った。

おしまい。


【memo】
07:23  裏磐梯スキー場駐車場
07:51  ゲレンデトップ
07:58  銅沼
08:26  イエローフォール 08:29
09:35  1457m稜線分岐
10:24  四合目(弘法清水小屋・岡部小屋)
10:59  磐梯山 11:11
11:29  四合目(弘法清水小屋・岡部小屋) 11:54
12:20  1457m稜線分岐
12:45  櫛ヶ峰
13:00  1457m稜線分岐
14:13  噴火口コース・銅沼コース分岐
14:36  裏磐梯スキー場駐車場
[PR]
by ighana2 | 2014-03-30 16:08